专利摘要:

公开号:WO1985000069A1
申请号:PCT/JP1984/000317
申请日:1984-06-18
公开日:1985-01-03
发明作者:Masato Tanaka
申请人:Sony Corporation;
IPC主号:G11B19-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 信 号 記 録 再 生 装 置
[0002] ― 技 術 分 野 本発明は、 オーディォ信号やビデオ信号等を磁気テープ等の記録 媒体に対して往復記録しまた記録されたものを往復再生するための 信号記録再生装置に関し、 特に、 記録中または再生中のテープ等の 走行方向-反転動作を自動的に行い得るようないわゆるォー 卜 リバ一 ス機能付きの信号記録再生装置に関する。 背 景 技 術 例えば、 一般のオーディォテープレコーダ等のうちのいわゆるォ 一 ト リバース機、 すなわち、 記録あるいは再生時に例えばテープ終 端部〔 テープエン ド )を検出してテープ走行方向を自動的に反転さ せるようなテープレコーダにおいては、 走行反転動作中の記録ある いは再生が中断されることにより、 その間の音が久落してしまう と いう欠点がある。 この走行反転動作に要する時間としては、 キ ヤプ スタンの回転方向を反転させる等の機械的動作が伴なうため、 高速 反転機構を備えたものでも 0. 1秒¾下とすることは極めて困難であ り、 時間的に完全に連続したォー ト リバース記録や再生は行なえな い。 これは特に、 オーディオ信号等を P C M化したディ ジタル信号 を記録、 再生する場合に問題となり、 0. 1秒以上もの信号欠落が生 ずると、 エラー訂正機能が十分に作用しなくなり、 高品質の再生が 行なえなくなるのみならず、 異常音発生等の悪影響も生じてくる。
[0003] 本発明は、 このような従来の実情に鑑みてなされたものであり、 オー ト リ バース記録や再生が信号の欠落なく行なえ、 時間的に連続 した再生信号が得られるような信号記録再生装置の提供を目的とす る o 発 明 の 開 示 すなわち、 本発明に係る信号記録装置の特徵は、 記録へッ ドと記 録媒体との少なく とも一方を相対的に苐 1 の方向に走行させた後に 上記第 1の方向とは逆向きの第 2の方向に走行させて入力信号を上 記記録媒体上に往復記録する信号記録装置において、 上記入力信号 を遅延して上記記録へッ ドに送る手段を設けるとともに、 上記第 1 の方向へ走行時の入力信号の遅延量よりも上記第 2の方向へ走行時 の入力信号の遅延—量を大きく設定し、 これらの遅延量の差時間を、 上記第 1 の方向から第 2の方向への走行方向反転動作に要する時間 よりも長く設定することである。
[0004] また、 本発明に係る信号記録再生装置の特徵は、 記録ヘッ ドと記 録媒体との少なくとも一方を相対的に第 1の方向に走行させた後に 上記第 1 の方向とは逆向きの第 2の方向に走行させて入力信号を往 復記録し、 この往復記録された記録媒体を上記第 1及び第 2の方向 に往復走行させて再生へッ ドにより記録内容を再生する信号記録再 生装置において、 記録時には、 上記入力信号を遅延して上記記録へ ッ ドに送る手段を設けるとともに、 上記第 1 の方向へ走行時の入力 信号の遅延量よりも上記第 2の方向へ走行時の入力信号の遅延量を 大きく設定し、 これらの遅延量の差時間を、 上記第 1の方向から第
[0005] 2の方向への走行方向反転動作に要する時間より長く設定し、 再生 時には、 上記再生ヘッ ドからの再生信号を遅延する手段を設けると ともに、 走行方向反転前の再生信号遅延量を走行方向反転後の再生 信号遅延量よりも大き く設定し、 遅延手段出力を時間的に連続した 信号として取り出すことである。
[0006] さらに、 本発明に係る信号記録装置の特徵は、 記録媒体上に入力 信号を往復記録する上記特徵を有する信号記録装置において、 上記 走行方向反転位置の近傍に反転を示す反転マ -ク信号を上記入力信 号と共に上記記録媒体上に記録することである。
[0007] またさらに、 本発明に係る信号記録再生装置の特徵は、 入力信号 及びこの入力信号に対応するァ ドレ スを記録媒体に往復記録し、 往 路再生時に上記記録されたア ドレ スを往路、 復路共に読み出し、 こ れらの読み出された往路ァ ド レス と復路ァ ド レス とを比較すること によって往路再生から復路再生への走行反転位置を決定することで ある。 図 面 の 簡 単 な 説 明 第 1 図は本発明の信号記録再生装置の記録側の基本構成例を示す ブ口 ッ ク回路図、 第 2図は磁気テ一プ上の記録パタ一ン例を示す平 面図、 第 3図はテープ走行量に対する往路ァ ド レス及び復路ァ ド レ スの変化を示すグラフ、 第 4図は本発明の信号記録再生装置の再生 f OMPI 側の基本構成を示すプロ ック回路図、 第 5図は本発明の一実施例を 説明するための信号記録側構成例を示すブ口ック回路図、 第 6図は 記録される信号のブロックフォ ーマツ 卜の一例を示す図、 第 7図な いし第 9図は第 5図の信号遅延用 fl A Mのァ ドレスの変化状態を説 明するための図、 第 1 0図は本発明の一実施例を説明するためのブ ロック回路図、 第 1 1図ないし第 1 3図は第 1 0 図の信号遅延用 R A Mのア ドレスの変化状態を説明するための図、 第 1 4図は本発明 の他の実施例を説明するための磁気テ—プ上の記録パターンの一例 を示す平面図である。 発明を実施するための最良の形態 以下、 本発明の信号記録再生装置について說明する。
[0008] 第 1図は上記信号記録再生装置の記録側の動作原理を説明するた めのブロ ック図である。 この第 1 図において、 入力端子 1 には、 ォ 一ディォ信号、 ビデオ信号あるいは一般データ信号等が例えばディ ジタル信号形態で入力されている。 この入力信号は切換スィ ツチ 2 の第 1 の被選択端子 aに供給され、 また上記入力信号はシフ ト レジ スタ又は R A M ラ ンダムアクセスメ モ リ )等のメ モ リを用いて成 る遅延素子 3を介して切換スィ ツチ 2の第 2の被還択端子 bに供給 される。 切換スィ ツチ 2からの出力は記録ア ンプ 4等を介して記録 へッ ド 5に送られ、 記録媒体である例えば磁気テープ 6に記録され る。 この磁気テープ 6は記録へ、y ド 5に対して相対的に第 1の方向, 例えば矢印 A方向に走行し、 テープェ ン ドに達したとき等に応じて、 上記第 1の方向と反対向きの第 2の方向、 例えば矢印 B方向に走行
[0009] ΟΜΡΙ
[0010] WIPO する。 また、 切換スィ ツチ 2は、 磁気テープ 6が上記第 1の方向( 矢印 A方向 )への走行時に第 1 φ被選択端子 aに切換接続され、 第 2の方向 (矢印 β方向)走行時に第 2の被選択端子 bに切換接続さ れる。 ここで、 上記遅延素子 3は、 上記テープ 6を上記第 1 の走行 方向から第 2の走行方向に走行反転するのに要する'時間 (走行反転 時間) T a よりも長い遅延時間 T D を有しており、 この走行反転直 後に記録へッ ド 5に現われる信号は、 上記走行反転直前の入力信号 よりも時間的に前の信号となっている。 なお、 入力信号がアナログ 信号の場合には、 上記遅延素子 3 と して β β D (バケ ツ 卜 ブリゲー ド素子)や C Cひ(電荷結合素子:)等のアナ口グ遅延素子を用いれ ばよい。 .
[0011] このような走行反転動作を伴った記録が行なわれるときの磁気テ ープ 6上の記録パター ンは、 例えば第 2図のようになる。 この第 2 図において、 磁気テープ 6上のテープ走行方向に沿つた 2本の記録 ト ラ ック 7 Α , 7 Βは、 上記第 1 , 第 2の走行方向 (往復方向)の 記録に対応して形成されるものであり、 上記記録へッ ド 5に対して 磁気テープ 6が第 1の方向 (矢印 Α方向:) に走行されるとき (往路 記録時)に記録 ト ラッ ク 7 Aが形成され、 第 2の方向 (矢印 B方向 ) に走行されるとき (復路記録時 ) に記録 卜 ラ ッ ク 7 Βが形成される ものとする。 なお、 磁気テープ 6を固定して考えるときには、 上記 記録へッ ド 5は矢印 又は βとそれぞれ逆向きに相対移動すること になる。 また、 第 2図において、 各記録ト ラ ック 7 A , 7 Bに記さ ' れた数字は、 入力信号を時間に沿って順次プロ ックに区分したとき の各ブロ ックの番号(あるいは番地、 ア ド レ ス )を示し、 各ト ラ ッ ク 7 Α· , 7 βの図中右端部は、 反転動作中のテープ走行の減速や加 ΟΜΡΙ 速動作による無効記録部分を示している。
[0012] ここで、 上記時間軸上で区分された 1つのブロッ クの時間 ( ブ口 ック周期)を T B とし、 上記走行反転動作に要する時間 T itが例え ば 4ブロ ック分の時間 4 T B に等しく、 上記遅延素子 3の信号遅延 時間 が例えば 8 ブロ ッ ク分の時間 8 T B に等しい場合について 説明する。
[0013] この場合に、 第 1 図の切換スィ ツチ 2の端子 aには、 入力端子 1 に供給された入力信号がそのまま (遅延時間 0で)現われており、 また端子 bには、 上記入力信号を 8 ブロ ック分の時間 8 T B だけ遅 らせた信号が現われている。 磁気テープ 6が上記第 1の方向 Aに走 行するとき (往路時:)には、 切換スィ ツチ 2は端子 a側に切換接続 されており、 上記入力信号がそのまま記録へッ ド 5に送られ、 磁気 テープ 6の第 1の記録卜 ラ ック 7 Aに順次記録される。 そして、 第 1 5ブロ ックを記録し終えた時点で例えばテープェン ド等に達し、 上記反転所要時間 T a ( = 4 T B :)の間に自動走行反転勤作が行な われ、 磁気テープ 6が上記第 2の方向 Bに走行開始されるとき (復 路時)には、 切換スィ ツチ 2は端子 b側に切換接続されており、 上 記入力信号を上記遅延時間 Τ ΰ 〔 = 8 Β :)だけ遅延した信号が記 録へッ ド 5に送られて、 磁気テープ 6の第 2の記録ト ラ ック 7 Βに 順次記録される。 この走行反転直後に入力端子 1 に供給される入力 信号は-、 上記走行反転直前の第 1 5ブロ ッ クより 4 Τ Β だけ経過し た第 2 0 ブロ ックの信号であるが、 遅延素子 3からの出力信号はそ の 8ブロ ック前( 8 Τ Β 前)の第 1 2プロ ックの信号となっており、 磁気テ—プ 6上の第 2の記録ト ラ ック 7 Βには第 1 2 ブロ ッ クから 順次記録されることになる。 従って、 上記走行反転動作の前後にお
[0014] ΟΜΡΙ いては、 第 1 2番目から第 1 5番目までの 4つのブロ ッ クが重複し て記録され、 記録内容の久落は防止される。 なお、 遅延素子 3の遅 延時間 TD を、 上記走行反転動作所要時間 Ta に等しく (T 3 設定しても、 信号欠落は防止できるが、 反転動作は機械的に行なわ
[0015] 5 れるため所要時間にばらつきが生じ易く、 また反転位置もテープェ ン ド検出の誤差等によりばらつき易いことを考慮して、 TJD〉 T R とし、 TJJ — Ta の差の時間をマ一ジンと して確保しておく ことが 望ましい。
[0016] こ こで、 上記第 1 図の例においては、 復路記録時のみに信号遅延 10 を行なっているが、 往路記録時にも入力信号を遅延して記録を行な うようにしてもよ く、 例えば往路記録時の信号遅延時間を TDA 、 復 路記録時の信号遅延時間を ΤϋΒ とするとき、 これらの遅延時間の差 ΰΒ - ΰΑ の時間 Τβ 力 上記走行反転所要時間 Ta よりも大き く ( D = T B - TDA > T R :)なるように各遅延時間 TDA , TDBを設
[0017] 15 定すれば、 入力信号の欠落無く記録が行なえる。
[0018] また、 往路と復路とで信号遅延時間を切換える場合に、 ハ ー ドウ エア的に 2本の信号遅延素子を切換える必要は無く、 例えば ft A M ( ランダムアクセスメ モ リ )等の遅延素子を 1個^けて書き込みァ ドレスと読み出 しァ ド レスとのァ ドレスの差を往路と復路とで互い 一2丄—に異ならせることにより、 上記 R AM等への書き込み、 読み出 し間 の信号遅延時間を異ならせることができる。
[0019] また一般に、 オーディ オ信号やビデオ信号の各サンプ リ ング値を P C M化して得られたデイ ジタル信号等を記録する場合には、 ヮ 一 ドイ ン タ ー リ —ブゃェラ—訂正符号化等の信号処理のためにメ モ リ
[0020] 25 等の遅延素子が用いられており、 このような信号処理(たとえばェ
[0021] 0顧 ン コ — ド)用のメ モリ等を上記反転動作に伴なう信号遅延素子 3と して兼用することが現実的である。 この場合には、 エン コーダ等の 信号処理回路内に上記遅延素子 3が含まれることになるが、 ェ ンコ 一ダ等の前方又は後方に遅延素子 3を配置してもよいことは勿論で ¾)る。
[0022] 以上説明したような信号記録方法により、 前記第 2図に示すパタ ―ンの記録ト ラッ ク 7 A , 7 Bが磁気テ一プ 6上に記録形成される わけであるが、 このような記録がなされた磁気テープ 6を自動走行 反転(オー ト リバース )により往復再生する場合に、 往路再生を例 えば第 1 5 ブロ ックまで行なった後に走行反耘すると、 復路再生時 には第 1 2ブロ ッ クから第 1 5 ブ α ッ クまでが重複して再生される ことになり、 信号遅延メ モリ容量を多く要する。
[0023] そこで、 本発明に係る信号記録再生装置においては、 往路再生中 に往路のブ口 ッグァ ドレス とともに復路のブロ ッ クァ ド レスをも読 み取るようにし、 これら往路、 復路のブロ ッ クア ドレスを比較する ことにより、 最適反転位置を決定するようにしている。
[0024] すなわち、 往路再生のためテープが上記第 1 の方向 に走行して いる時には、 このテープ走行に応じて往路、 復路の谷ブロ ックア ド レスが第 3図のように変化する。 この第 3図において、 実線が往路 ア ド レスを、 破線が復路ア ドレスをそれぞれ示しており、 テープ走 行量が増加するほど、 往路ア ド レスが増加し、 復路ア ドレスが減少 する。 そ-して、 これらの往路、 復路の各ア ドレスが一致又は逆転し た直後のテ-プ走行位置 Xが最適の走行反転位置であり、 記録され た信号データを欠落なく再生できるとともに、 遅延メ モリ容量も最 小で済む。 このような再生時のテ一プ走行自動反転を行なわせるための基本 構成の一例を第 4図に示す。 この第 4図において、 前述した記録方 法により往復記録された磁気テープ 6に対して、 往路再生へッ ド 2 1 Aにより上記記録卜 ラ ック 7 Aを、 また、 復路再生へッ ド 2 1 B 5 により 記記録 ト ラ ッ ク 7 Βを、 それぞれ再生する。 これらの再生 ヘッ ド 2 1 A , 2 1 βからの各再生信号は、 再生ァンプ 2 2 A , 2 2 Bでそれぞれ増幅され、 ア ドレス分離回路 2 3 Α· , 2 3 Βをそれ ぞれ介して、 切換スィ ツチ 2 6の被選択端子 a , bにそれぞれ送ら れる。 往路再生時にはこの切換スィ ツチ 2 6は端子 a側に切換接続
[0025] 10 されており、 ア ドレス分離回路 2 3 Aからの再生信号のみがデコ ー ダ 2 4に送られて、 信号遅延等を含むデコー ド処理が行なわれた後、 出力端子 2 5に出力される。 各ァ ドレス分離回路 2 3 A , 2 3 βは、 各 ト ラ ック 7 -Α , 7 Βの再生信号より上記往路ァ ドレス及び復路ァ ドレ をそれぞれ取り出すためのものであり、. これらの取り出され i s た往路ァ ドレス及び復路ァ ドレスは、 ァ ドレス比較回路 2 7にて大 小関係の比較が行なわれて、 往路ア ド レスが復路了 ド レスに等しい かより大き くなつたとき、 反転最適位置検出信号をシステム ン 卜 ロ ー ル回路 3 8に送る。 この最適反転位 *は、 例えば第 2図の記録 ノ、。ターンの場合において、 往路卜 ラ ッ ク 7 Α_の第 1 4 ブロ ッ クを再 0 生した位置に相当する。 そ して、 この反転最適位置の検出に応じて、 システム コ ン ト ロ ー ル回路 3 8はテープ走行方向を反転させるよう な動作制御を行ない、 切換スィ ツチ 2 6を端子 aから端子 b側に切 換接続する。 したがって、 走行反転動作後の復路再生時には、 復路 再生へッ ド 2 1 Bからの再生信号がアンプ 2 2 Β等を介してデコ—5 ダ 2 4に送られ、 デコー ド処理されて出力端子 2 5より取り出され
[0026] 一 OMPI る。
[0027] なお、 上記往路再生時には、 磁気テ -プ 6が矢印 Α·方向に走行駆 動されていることにより、 復路再生へッ ド 2 1 Bは復路記録ト ラ ッ クを逆向きに走査することになり、 復路再生信号は時間載が逆転し た状態で得られることに注意すべきである。
[0028] 次に第 5図は、 上述した第 1図の記録側の基本回路のより具体的 な回路檮成例を示すプロ ック回路図であり、 上記遅延素子として β
[0029] Α .Μ ( ランダムア クセ スメ モ リ ) 1 0を用い、 ブロ ック化されたデ ィジタ ル信号を磁気テープ上に順次記録する例を示している。
[0030] この第 5 図において、 入力端子 1 には例えばオーディオ信号を Ρ C M化したディジタル信号が時間の順序に従ってプロ ック化されて 供給されており、 この入力信号はディ ジタル信号遅延用の R A M 1 0に送られて所定番地( ライ トア ドレス )に書き込まれる。 また、 遅延用 il M 1 0の所定番地( リ ー ドア ドレス )から読み出された ディ ジ タル信号デー タは、 エン コーダ 1 1 や記録ア ンプ 4等を介し て記録用の磁気へッ ド 5に送られ、 記録媒体である磁気テープ 6に
[0031] Btj ^ c^れる o
[0032] 次に、 第 5図のタイ ミ ングジヱネ レ一タ 1 2力 らは、 上記 1 ブ口 ック入力間に R A M 1 0のリ ー ド (読み出し)及びライ ト (誓き込 み)を制御するためのリ ー ド Zライ 卜制御信号 R が出力されて おり、 この制御信号 R Z Wは遅延用 R A M 1 0、 及びマルチプレク サ 1 3の切換制御端子にそれぞれ供給されている。 マルチプレク サ 1 3は、 ライ トア ドレス入力 W Aとリ ー ドア ド レス入力 EL Aとを、 上記制御信号 R / に応じて切換選択して、 R A M 1 0のア ド レス 入力端子に送るものである。 上記ライ トア ドレス W はライ トア ド レスカ ウ ン タ 1 4 よ り、 また上記リ ー ドア ド レス R A_は リ ー ドア ド レスカ ウ ン タ 1 5 より、 それぞれ出力されており、 これらのカ ウ ン タ 1 4 , 1 5 のク ロ ック入力端子 C Kには、 タイ ミ ングジヱ ネ レ ー タ 1 2からの上記プロ ック周期のク ロ ックパルスが供給されている, さらに リ ー ドア ド レスカ ウ ン タ 1 5 は、 例えばシ ステ ム コ ン ト 口 — ル回路 1 6からのロ ー ド命令に応じてァ ドレス計算回路 1 7からの 入力ア ド レ スデー タをそのまま出力する機能を有している。 そして. 前記反転動作の指令信号、 例えばエ ン ドセ ンサ 1 8からのテープェ ン ド検出信号等がシステ ムコ ン ト ロ ール回路 1 Sに入力されること に応じて、 このシ ステム コ ン ト ロ ー ル回路 1 6がテープ走行方向の 反転制御を行ない、 またリ ー ドア ド レスカ ウ ン タ 1 5 の ロ ー ド制御 端子 L D及びァ ドレス計算回路 1 7の制御端子にパルスを送って、 反転前後でのリ 一 ドア ド レスを変更し、 遅延用 0の入出力 間の遅延時間を変更させる。 了 ド レス計算回 ¾ 1 7には、 反転後の リ 一 ドア ド レスを計算するために、 ライ トア ド レスカ ウ ン タ 1 4力 らのライ トァ ド レスが供給されている。 さらに、 シ ステ ム コ ン 卜 口 —ル回路 1 6は、 上記テープェ ン ド検出信号等の入力に応じて反転 マーク発生器 1 9を動作させ、 この反転マーク発生器 1 9からの反 転マーク信号は例えばエン コーダ 1 1 に送られる。 反転マーク発生 器 1 9は、 反転位置が近づいたことを指示するための反転マーク信 号を発生して、 入力信号とともにテープに記録するために用いられ. 往路再生時において、 この反転マ一クが検出されたときから上記復 路ァ ド レスを検出して往路ァ ド レスとの比較を行なうようにするの が好ましい。
[0033] ここで、 上記エ ン ドセンサ 1 8には種々の構成が知られており、 たとえば、 テ一プェン ドに近づいたときのテ ンション変化を検出し たり、 テープの張角度を光学的に検出するものがある。 また、 テー プ端部のリ ーダテープを検出する方式として、 透明リ ーダを光学的 に検出するもの、 反射型リ 一ダを光学的に検出するもの、 金属リ 一 ダをイ ンダクタ ンス変化により検出するもの、 金属リ ーダを電極端 子で検出するもの等が知られている。 さらに、 テープに穿設した孔 を光学的に検出するものもある。
[0034] そして、 例えばこのようなエン ドセ ンサ 1 8によるテープエ ン ド 検出時点から機械的なテープ走行反転動作の開始時点までの時間だ け上記反転マーク発生器 1 9からの反転マーク信号が出力され、 ェ ンコーダ 1 1 に送られることにより、 入力信号とともに上記反転マ 一ク信号が記録媒体である磁気テ—プ 6の上記往路卜 ラ ック 7 の 終端部に記録される。 例えば前記第 2 図の丸印を付した第 9 ブロッ クから第 1 5ブロ ッ クまでの 7ブロ ックにわたつて反転マーク信号 と入力信号とが記録される。 なお、 この反転マーク信号が記録され る時間やタイ ミ ン グは、 システムコ ン ト ロール回路 1 6により制御 することができ、 例えば反転動作終了後に一定時間(数プロ ッ ク周 期程度)だけ反転マ—ク信号を発生させ、 復路ト ラッ ク 7 Bの始端 部(第 2図中の第 1 2 ブロ ックから左方へ数ブロ ックの部分)に反 転マーク信号を記録するようにしてもよい。
[0035] 以上のような第 5図の回路構成において、 信号遅延用 R A M 1 0 は、 ライ トア ド レス W A^の指示に応じて入力信号の上記 1 ブロ ック 分が当該ァ ドレスに書き込まれ、 リ 一 ドア ドレス H Aの指示に応じ てそのァ ド レスに書き込まれている 1 ブロ ッ ク分の入力信号が読み 出される。 また、 記録信号の 1 ブロ ックは、 例えば第 6 図のような f OMPI フォ ーマツ トで構成されており、 先端位置から順に、 ブロ ック同期 信号部分 B S、 各種状態フ ラグ部分 F L G、 ブロ ックア ド レス部分 β 、 入力信号データ部分 D A Τ Α、 及びプリティデータ部分 Ρや エラ—訌正データ部分 C R C C等を含んでいる。 0は、 こ のブロ ッ クフ ォーマ ッ トのうちの少な く とも入力信号データ部分 D A Τ Αを 1つの指示ァ ド レスに対応して記憶可能であり、 他の部分 については、 例えばエンコーダ 1 1等におい 'て付加するようにして もよいが、 現実にはヱンコー ド等の信号処理中に信号遅延動作も含 まれているため、 エンコーダ内の R A M等を信号遅延用 R A_ M 1 0 として兼用する構成が好ましい。
[0036] また、 '上記反転マ ーク信号の記録としては、 例えば各種状態フ ラ グ部分 F L Gの 1 ビッ トを反転マ一クビッ 卜 として用いて、 常時 ( 反転位置以外のとき )においてはこの反転マ ークビッ 卜を '' 0 "とし、 反転位置を指示するときには反転マ—ク ビッ トを'' 1 " とするような ビッ ト操作により実現できる。 さらに、 反転マーク ビッ 卜を 2 ビッ 卜以上軍備して、 現実の(機械的な :)反転位置に近づくに従って 2 進数値をィ ン ク リ メ ン トあるいはデク リ メ ン 卜するようにしてもよ い。
[0037] ところで、 上記リ ー ドア ドレス やライ トア ドレス W Aは、 一 般に何ビッ トかの(例えば 8 ビッ トの) 2進数値で表わされるもの であり、 このような 2進数表示されたァ ド レスをバイナ リカ ウ ン タ 等により順次アクセスする場合には、 全ビッ 卜が " 1 "のァ ドレスの 次に全ビッ 卜が" 0 "のア ドレスがアクセスされることより、 第 7図 ないし第 9図に示す円周上に全ァ ドレスが順次配されたものと見る ことができる。 例えば 8 ビッ トァ ドレスの場合には、 0番地から 2 5 5番地までを順次配列し、 2 5 5番地の次に上記 0番地を連結す るようにして、 エ ン ドレスループが形成される。
[0038] こ こで第 7図は、 上記磁気テープ 6が上記第 1 の方向 Α·に走行す る往路の記録時におけるリー ドア ド レス ; R Α·及びライ トア ドレス W Aの変化状態を示しており、 これらの了ドレス R A , W Aは、 上記 ア ドレスカ ウ ンタ 1 4 , 1 5 のカウ ン 卜動作に応じて、 上記 R A M
[0039] 1 ひのァド レス空間を示す円周上を矢印 c方向にそれぞれ互いに等 速度で移動している。 このとき、 ライ 卜ア ドレス から リ ー ドア ド レス R までの間に配されるァ ドレスの個数により、 上記往路記 録時の遅延時間 T DAが決定される。 すなわち、 R M I 0の 1個の ァ ドレスは、 上記記録信号の 1 ブ口 ックを指示するものであり、 1 プロ ック周期 Τ Β 毎に了 ドレス値が 1ずつ増加するから、 W Αから R A_までの差のア ド レス数( W A_— R A )が例えば nA のとき 遅 延時間 TDAは ΠΑΤΒ となる。
[0040] この往路記録時において、 例えばテープエ ン ド検出等に'応じてシ ステ ム コ ン ト 口 ール回路 1 Sから反転命令信号がテープ走行系等に 送られるときの状態、 すなわち上記反転動作直前の状態を第 8図に 示す。 この第 8図のライ トァ ドレス W が指示する ft A Mァ ド レス 空間上の位置を P A とし、 リー ドア ド レス R Aが指示する R Mァ ド レス空間上の位置を とするとき、 これらのア ド レス ; P A , 間の差のア ド レス数は上記 で、 遅延時間は上記 T DA ( = ηΑΤΒ ) となっている。 そして、 反転動作期間中は、 ライ トア ドレス W が 上記矢印 C方向に等しい速度で移勣し続けて入力信号が上記プロ ッ クの順序に従って R A Μ 1 0に順次書き込まれるのに対し、 リ ー ド ア ド レス については何らの制限もなく、 例えば上記 に停止 させておいてもよい。
[0041] 次に、 上記反転動作終了時点においては、 第 9 図に示すように、 ライ トァ ドレス の指示点が P B となり、 この点 P B は上記点 PA より反転動作所要時間 T n分だけ進んだァ ド レスに対応している。 また、 リ ー ドア ド レス R Aの指示点 QB は、 上記点 QA よりも前の 了ドレス位置となつている。 そして、 これらのリ ー ドア ド レス 及びライ トァ ドレス は、 矢印 C方向に反転前と等しい速度で移 動し、 書き込みから読み出しまでの遅延時間 Ti)Bは から R Aま での差のァ ド レス数 ηβ とブロ ック周期 ΤΒ との積(TDB = ΠΒΤΒ ) となる。 この反転動作後の上記復路記録時の遅延時間 TD Bと上記往 路記録時'の遅延時間 Τΰ Αとの差時間 T D ( = T0B - TDA :)力: 5、 上記 反転動作所要時間 T a よりも大きくなるように ( T o 〉 T a 〕、 R A 1 0の記憶容量や反転直後のリ ー ドア ド レス β Αを設定するこ とが必要である。 すなわち、 R A Mァ ド レス空間に対応する第 9図 の円周上において、 上記反転動作終了時点における リ 一 ドア ド レス R Aの位置 Q B は、 反転動作開始時点のリ一 ドア ド レス H Aの位置 QA よりも矢印 Cとは逆方向に進んだ時間的に前のァ ド レス位置と なっており、 かつラ トァ ドレス W Aの位置 P B に対レては矢印 C 方向に沿って前方に配されるように、 それぞれ設定することが必要 である。 そして、 反転動作の前後では、 上記点 Q B から までの ア ド レスに書き込まれた入力データが重複して読み出され、 上記磁 気テープ 6の往路ト ラ ック 7 Aと復路ト ラ ック 7 Bとに重複して記 録されることになる。
[0042] 次に第 1 0 図は、 前記第 5 図とともに説明した信号記録方法によ り記録された媒体である磁気テープを、 自動走行反転 (ォ— 卜 リバ ース )動作を行なわせながら再生するための具体的な回路檮成例を 示すブロ ック回路図である。
[0043] この第 1 0図において、 磁気テ一プ 6には前記第 5図の構成の記 録装置により例えば第 2図に示すような記録パターンの往復記録が なされている。 この磁気テープ 6に記録された信号を、 再生ヘッ ド 2 1 A , 2 1 Bにより再生し、 再生ァンプ 2 2 , 2 2 Bで増幅し、 反転マーク . ア ド レス分離回路 2 3 Α、 ア ド レス分離回路 2 3 Βを 介し、 さらに切換スィ ツチ 2 6を介して遅延用 R A Μ 3 0に送って おり、 R Δ M 3 0から読み出された信号はデコーダ 2 4を介し出力 端子 2 5より取り出される。
[0044] ここで、 再生へッ ド 2 1 A , 2 1 Bによって再生される信号の 1 ブロ ッ クは、 例えば前記第 6図のようなブロ ックフォ ーマツ トを有 しており、 ブロッ ク同期部分 B Sに基いてブロ ック単位を検出する ことにより、 反転マ —ク · ァ ド レス分離回路 2 3 ゃア ドレス分離 回路 2 3 βにおいて、 再生信号の各ブロ ックの例えば各種状態フラ グ: P L G中の反転マーク部分ゃブ口 ックァ ド レス部分 Β を順次取 り出すことができる。 これらのァ ドレス分離回路 2 3 A , 2 3 β力 らのブ口 ックァ ドレス出力は、 切換スィ ッ チ 2 8を介し、 マルチプ レクサ 3 1にライ 卜ア ドレス として送られている。 マルチプレ クサ 3 1 には、 リ ー ドア ドレスカ ウ ン タ 3 2力 らのリ 一 ドア ドレス R> Αも入力されており、 タイ ミ ングジェネレータ 3 3からのリ 一 ド /ライ ト制御信号 R / ^に応じて上記リー ドア ドレス R Aとライ ト 了 ドレス とのいずれかが選択されて、 H A M 3 0のァ ドレス入 力端子に送られる。 リ 一 ドア ド レスカ ウ ンタ 3 2には、 タイ ミ ン グ ジェネレータ 3 3からの一定のブ口 ック周期のク口 ックパルスが供 給されており、 リ一 ドア ドレス R Aは上記一定ブロ ック周期で順次 カウ ン 卜アツプされた値として現われる。 このリ ー ドア ド レスカウ ンタ 3 2からのリ ー ドア ドレス R Aは、 減算回路 3 4の正入力端子 に送られている。 また、 反転マーク · 了 ドレス分離回路 2 3 Α·又は ア ドレス分離回路 2 3 Bからのライ 卜ア ドレス は、 減算回路 3 4の負入力 (減算入力 )端子に送られており、 この減算回路 3 4か らは上記各ァ ドレスの差 — W の出力が得られる。 この減算出 力は、 オフセ ッ ト付加回路 3 5を介し、 サーボアンプ 3 6を介して テ一プ走行駆動用モータ 3 7に送られる。 さらに、 反転マ一ク · ァ ドレス分離回路 2 3 Aからの反転マーク検出信号は、 例えばシ ステ ム コ ン ト ロ ー ル回路 3 8に送られている。 また、 ア ドレ ス分離回路 2. 3 A , 2 3 B力 らの各プロ ツクア ド レスは、 ア ドレス比較回路 2 7にて比較され、 前述した最適反転位置の検出信号がシステ ムコ ン ト ロ ール回路 3 8に送られる。 システムコ ン 卜 ロ ー ル回路 3 8は、 これらの反転マ ーク検出信号及び最適反転位置検出信号に応じてテ ープ走行方向の反転制御を行ない、 また各切換スィ ツチ 2 6 , 2 8 を切換制御する。 ここで、 これらの切換スィ ツチ 2 6 , 2 8は、 上 記往路再生時に端子 a側に、 また復路再生時に端子 b側に、 それぞ れ切換接続される。
[0045] 以上のような再生側の回路構成によるォー ト リバース動作を伴な つた再生動作について第 1 1図ないし第 1 3図を参照しながら説明 する。 こ こで、 記録媒体である磁気テープ 6上の記録パターンが第 2図のように形成されているとき、 磁気テープ 6が第 1 の方向 に 走行駆動される往路再生時に、 例えば第 9プロ ッ クから第 1 5 プロ ックまでを再生している間に上記反転マ ーク信号の検出が行なわれ 時点又はさらに上記最適反転位置を検出した時点で走行方向反転動 作が行なわれて、 所定時間 Τκ 後に第 2の方向 Βに走行駆動され、 復路再生が開始されるものとする。 また、 第 1 1図ないし第 1 3図 は、 前述した第 7図ないし第 9図と同様に、 信号遅延用 R A M 3 0 のア ド レス空間を円周で示したものである。
[0046] 先ず、 上記往路再生中のリ— ドア ド レス β Α及びライ トア ド レス W Aは、 例えば第 1 1図に示すように、 R A Mァ ド レス空間に対応 する円周上をそれぞれ矢印 C方向に移動している。 このときのリ ー ドア ド レス R Aの移動速度(了 ドレス歩進速度)は、 第 1 0 図のタ ィ ミ ングジ ェ ネ レ ー タ 3力 ら リ ー ド了 ドレスカ ウ ンタ 3 2 に供給 されるグロ ックにより一定に保たれているのに対し、 ライ トァ ドレ ス W Aは、 再生信号中の各プロ ックの了 ドレス部分をそのまま用い ていることより、 テープ走行速度の微少変動の影響に応じて、 移動 速度( ア ドレス歩進速度)が変動している。 ただし、 ライ トァドレ ス R Aに対する リー ドア ド レス W Aの位置は、 減算回路 3 4及びォ フセ ッ ト付加回路 3 5を含むテープ走行駆動サーボ系により、 一定 間隔 T O F P が保たれるように自動的に制御される。 このァ ドレス間 隔 T O F F は、 オフセッ ト付加回路 3 5のオフセッ 卜量により決定さ れる。.
[0047] 次に、 反転最適位置検出等に応じて上記走行反転動作が開始され た時点においては、 第 1 2図に示すように、 リ ― ドア ドレス β Aは 上記一定の速度で移動し続けるのに対し、 ライ 卜ア ドレス W Aは例 えば移動が停止し、 書き込みが行なわれなくなる。 これは、 走行反 転動作中はテープが略静止状態となり、 再生信号が得られなくなる からである。 この反転開始時点の R A Μア ドレス空間上のライ トァ ドレス W A_の位置を UA 、 リ ー ドア ドレス の位置を VA とする そして、 走行反転動作^終了した時点においては、 上記磁気テ— プ 6が上記第 2の方向 Bに走行開始され、 上記復路の第 2の記録ト ラ ック 7 Βの記録内容が再生開始されるため、 第 1 3図に示すよう に、 ライ トア ドレス W Α も矢印 C方向に移動し始める。 この反転終 了時点のライ トァ ドレス の位置 U B は、 復路再生時に最初に得 られるプロ ックァ ド レスにより決定され、 上記反転最適位置で反転 した場合には、 上記反転開始時点の位置 と略同位置か矢印 Cと 逆方向に僅かにずれた位置となる。 また、 反転終了時点のリ — ドア ドレス R の位置 V B は、 上記反転開始時点の位置 より反転所 要時間 T B だけ矢印 C方向に進んだ位量となつており、 遅延用 ft M 3 0の容量としては、 反転終了時点における位置 V B が上記位置 U B を越えることのないように設定しておく ことが必要である。
[0048] 次に、 上記反転動作終了後に復路再生が進行すると、 減算回路 3 4やオ フセ ッ ト付加回路 3 5を含むテ―プ走行サーボ系により、 例 えばテ一プ走行速度が速められてライ 卜ア ドレス W Aの矢印 C方向 の移動が速くなつてリ ― ドア ドレス R Aに近づいてゆく。 そして、 定常的には例えば第 1 1図に示すように、 リ ー ドア ドルス H Aとラ ィ トァ ド レス W Aとの間が上記一定のォフ セ ッ 卜分 To F に保たれ るようにサーボ制御された状態で略安定し、 各ア ド レス H A , W A は略等しい速度で矢印 C方向に移動し続ける。
[0049] したがって、 上記反転動作の 後において、 遅延用 β ^ Μ 3 0に 書き込まれる信号の久落はなく、 またリ ー ドア ド レス R Αは常時一 定速度で矢印 C方向に移動して、 時間的に連続した信号が読み出さ れる。 また、 第 1 1図に示すような往路あるいは復路再生時の定常 f ΟΜΡΙ 状態にあっては、 ライ 卜ア ド レス の前後それぞれ TOF F分の区 間が、 テープ走行の変動分を補償するためのいわゆるジッタ一マー ジンであり、 残りの T M分の区分が走行反転動作による変勤分を補 償するための反転マ—ジンとなる。
[0050] ところで、 上記ブロッ クア ド レスは、 例えば 8 ビッ ト程度で 2 5 6 プロ ック程度の判別が可能であるが、 一本の磁気テープの走行方 向の始端から終端までのプロ ック数は極めて大きく、 同じブロ ック ア ドレスが一定周期で繰り返し現われることになる。 したがって、 往路、 復路のブロ ックァ ドレスの比較のみならず反転マ一クをも併 用することにより、 テープエ ン ド等の反転すべき位置にて反転マー ク信号が検出されたときのみ、 了 ドレス比較出力による最適反転位 置検出を有効化するのが好ましい。 上記実施例においては、 シ ステ ム コ ン ト ロ ール回路 3 8において、 例えば反転マ一ク検出信号と最 適反転位置検出信号との論理積( ア ン ド)をとることによりこれを 行なっている力 この他、 往路再生中に反転マーク検出信号が得ら れたときのみ復路再生へッ ド 2 1 Bを動作させて復路ァ ドレスを読 み取るようにしてもよい。
[0051] 以上説明した本発明の実施例によれば、 先ず記録時においては、 入力信号の遅延手段である R A M 1 Qを用いて、 往復走行反転所要 時間分を入力信号の遅延により補償し、 記録媒体である磁気テープ 6上に記録される入力信号の欠落がなく、 違続無欠陥リバース記録 を実現できる。
[0052] また、 このような記録のなされた記録媒体である磁気テープ 6の 再生時においては、 再生へッ ド 2 1 より得られた再生信号のァ ドレ
[0053] OMPI スに基いて信号遅延手段である 0に該ァ ドレスを対応させ て順次書き込み、 また R A M 3 0の読み出しは常時一定クロ ッ クで 連続的に行なうことにより、 再生出力信号の欠落をな く し、 連続無 久陥リバース再生を実現している。 これは、 定常再生状態(少な く とも反転直前の状態〕で、 反転所要時間分の再生信号データを余分 に上記反転マ—ジンとして蓄えているからである。
[0054] 又、 実施例によれば、 再生時に信号データ久落の生じない極限の 位置で走行反転しているため、 反転マ—ジ ンが少な くて済み、 遅延 用 R A M 3 0のメ モ リ容量を小さ くできる。 さらに、 メ モ リ容量が 小さいため、 再生開始時から出力端子 2 5に出力が得られるまで、 例えば実際に音が出るまでの時間を短縮できる。
[0055] 以上の実施例においては、 固定へッ ドタイ プのォ— 卜 リバー ステ ープレコーダに本発明を適用した例を説明したが、 回転ヘッ ドタ イ プのォ一 ト リバー ステープレ コ —ダの場合にも容易に本発明を適用 できる。 例えば第 1 4図は、 回転記録へッ ドによる磁気テ—プ 6上 への往復走行記録パターンを示し、 テープ走行方向が矢印 A方向の 往路記録時には複数本の斜めの記録ト ラ ック が矢印 Aとは逆方 向に順次記録形成され、 テ -プ走行が矢印 B方向の復路記録時には 複数本の記録 ト ラ ッ ク 7 Βが順次記録形成される。 この場合に、 1 本の斜めの記録ト ラッ ク 7には複数個、 例えば数百個程度のブロ ッ クが 1 フ レー ムとして記録され、 これらのブロ ックのうちの 1個を コ ン ト ロールブロ ック C T Lと し、 このコ ン 卜 ロ ーノレブロ ックに上 記反転マーク情報や上記最適位置検出のためのァ ドレス ( この場合 にはフ レー ムア ド レス 〕を含ませるようにすればよい。
[0056] このような回転へッ ドタイプのォー ト リ ノ ー ス機の場合には、 記 f OMPI 録ト ラ ッ ク 7の傾斜角を (9 とするとき、 軸方向の誤差分が co t (9倍 されて大きな走行方向誤差分となるから、 走行反転位置を高精度に 決定することが極めて重要となる。 したがって、 この回転へッ ドタ イブに本発明を適用することは極めて有用である。
[0057] な-お、 本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、 例え ば入力信号をプロ ック化して 1 ブロ ック内に反転マ—クゃァ ドレス 情報等を含ませる場合に、 時間軸上に信号データ部分と反転マ—ク やア ドレス情報等とを配置する時分割方式の他に、 周波数分割方式 や、 それぞれ独立の信号デ一タ トラ ックとコ ン ト ロ ール トラ ックと を設ける方式等を採用することも可能である。
[0058] 本発明の信号記録装置によれば、 走行反転直前に記録媒体に記録 した入力信号よりも時間的に前の入力信号を走行反転直後より記録 しているため、 記録媒体上には入力信号が欠落なく記録でき、 違続 無欠陥リバース記録が実現できる。
[0059] また、 本発明の信号記録再生装置によれば、 上記信号記録方法に より記録のなされた記録媒体を再生するにあたり、 少なくとも走行 反転直前には、 再生へッ ドからの再生信号を反転所要時間以上遅延 させて取り出しているため、 反転動作中にも遅延定段から連続的に 信号を取り出すことができ、 連続無久陥リバース再生が実現できる ( また、 往路再生時に復路の信号内容についての情報を得て、 ォ - ト リバース再生に必要かつ充分な位置で走行反転することができ、 再生信号の欠落を防止するための信号遅延用メ モ リの容量を小さ く で-きる。
[0060] O PI
权利要求:
Claims
請 求 の 範 囲
L 記録へッ ドと記録媒体との少なく とも一方を相対的に第 1 の方 向に走行させた後に上記第 1の方向とは逆向きの第 2の方向に走 行させて入力信号を上記記録媒体上に往復記録する信号記録装置 において、 上記入力信号を遅延して上記記録へッ ドに送る手段を 設けるとともに、 上記第 1の方向へ走行時の入力信号の遅延量よ りも上記第 2の方向へ走行時の入力信号の遅延量を大き く設定し, これらの遅延量の差時間を、 上記第 1 の方向から第 2の方向への 走行方向反転動作に要する時間よりも長く設定することを特徵と する信号記録装置。
2. 記録へッ ドと記録媒体との少なく とも一方を相対的に第 1 の方 向に走行させた後に上記第 1の方向とは逆冋きの第 2の方向に走 行させて入力信号を往復記録し、 この往復記録された記録媒体を 上記第 1 及び第 2の方向に往復走行させて再生へッ ドにより記録 内容を再生する信号記録再生方法において、 記録時には、 上記入 力信号を遅延して上記記録へッ ドに送る手段を鼓けるとともに、 上記第 1 の方向へ走行時の入力信号の遅延量よりも上記第 2の方 向へ走行時の入力信号の遅延量を大き く設定し、 これらの遅延量 の差時間を、 上記第 1 の方向から第 2の方向への走行方向反転動 作に要する時間よりも長く設定し、 再生時には、 上記再生へッ ド からの再生信号を遅延する手段を設けるとともに、 走行方向反転 前の再生信号遅延量を走行方向反転後の再生信号遅延量よりも大 き く設定し、 遅延手段出力を時間的に連続した信号と して取り出
OMPI すことを特徵とする信号記録再生装置。
3. 記録媒 :上に信号を往復記録する請求範囲 1の信号記録装置に おいて、 上記走行方向反転位置の近傍に反転を示す反転マ —ク信 号を上記記録媒体上に記録することを特徵とする信号記録装置。
4. 入力信号及びこの入力信号に対応するァ ドレスを記録媒体に往 復記録し、 往路再生時に上記記録されたア ド レスを往路、 復路共 に読み出し、 これらの読み出された往路ァ ドレスと復路ァ ド レス とを比較することによって往路再生から復路再生への走行反転位 置を決定することを特徵とする信号記録再生装置。
O PI
IPU
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同族专利:
公开号 | 公开日
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US4665443A|1987-05-12|
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公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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JP58109691A|JPS601639A|1983-06-18|1983-06-18|Signal reproducer|DE19843483210| DE3483210D1|1983-06-18|1984-06-18|Vorrichtung zum aufzeichnen und wiedergeben von signalen.|
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